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こんにちは 日本共産党市議会議員 小林ひさ子です

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大規模木質バイオマス発電と環境を考えるつどいに参加しました

11月21日(土)大胡シャンテにおいて、木を燃やして発電する大規模発電施設建設(苗ケ島町)反対の集会が開かれました。

 最初に主催者を代表して「赤城南麓の環境と木質バイオマス発電を考える会」(以下考える会)の横川代表があいさつ。羽鳥事務局長が、この間の経過と県や市に申し入れを行うなどの活動報告。
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現在までに署名を2823筆集めました。


 シンポジウムでは丹治杉江さん(原発をなくす前橋連絡会)が、放射能被害で多くの子どもたちが甲状腺がんなど体を蝕まれている福島の現状と「見えない、におわない、痛みが無い放射能の二次被害など許されない。今も苦しむ福島の人たちに思いを寄せてほしい」と訴え。

宮内威さんは、高崎観音山の斜面にメガソーラー設置を止めさせた住民運動と、高崎市が作った環境や景観を守る規制条例を紹介「住民の団結と行政が壁になってくれたことが大きい」と。

斉藤衛さん(京都大学名誉教授)は「バイオマス発電の発電効率は約20%で、80%の熱は逃げ非効率。発電目的だけで木を燃やすのは資源の無駄遣い、環境破壊、経済事業としてあり得ない」と指摘。

 「考える会」の野原さんは「山の急斜面の間伐は不可能に近い。群馬で足らず県外など放射能の高い地域からから木を持って来れば放射能の二次被害を広げる」

松宮さんは「那珂川のチップ工場に行き騒音被害など住民の話を聞いた。おいしい水や鳥の鳴き声、空気がきれいな環境壊したくない」と発言。

会場からも活発な意見が出され、集会決議を市や県に送ることになりました。
「この活動をまず多くの人に知らせていくことが大事。私も広げます」とうれしい会場からの発言も。

福島原発事故から4年8か月。
原発からの撤退と再生可能エネルギーへの転換が求められます。
しかし、メガソーラーや大規模木質バイオマス発電など企業の利益を優先して環境を壊し、災害などの危険性が問題となっています。地産地消エネルギーはどうあるべきかが問われています。
by hisako-koba | 2015-11-26 19:59 | 集会

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