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こんにちは 日本共産党市議会議員 小林ひさ子です

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大胡ぐりーんふらわー牧場の維持管理について質問しました_e0258484_19244312.jpg

大胡ぐりーんふらわー牧場は、かつての旧大胡町の時代、牛の放牧や搾乳を行う町営牧場がありました。その後、桜の植樹、キャンプ場や子どもの遊び場整備、ポニーや羊などの飼育、シンボルのオランダ型風車や展望台の建設、平成7年には道の駅に登録され、農産物直売所「さんぽ道」もオープンしました。

国道353沿いにあり、県外ナンバーの車も多く立ち寄り自然に囲まれたのどかな時間を過ごす憩いの場として多くの人々に親しまれています。


  赤城南麓の観光振興やスローシティの取り組みを推進する上で重要な施設と考えますが、施設の老朽化が進んでいます。

市は大胡ぐりーんふらわー牧場他、4つの総合公園をはじめとして、民間活力の導入と効率的な公園管理により財政負担の軽減を図るため、官民連携による管理や公園の使い方について、民間の提案を受けるサウンディング調査を行いました。牧場の自然に囲まれた広場やキャンプ、動物とのふれ合いなど市民や観光客がゆったりすごせる公園をめざすという現状での活用を基本としつつ、民間事業者に地域のイベント等との連携や、ドックランの整備、パークPFIなど、提案検討を求めています。


 利活用促進や賑わいの創出について民間事業者のアイディアや意見を取り入れていきたいということですが、民間事業者による管理運営を前提としたものとなると、公的施設を民間の儲けの場に提供し、施設の有料化など市民負担が生じることにもなりかねず問題です。

  赤城南麓のスローシティの取り組み発信や自然を楽しむ施設としては、施設の老朽化が放置され、魅力を生かしきれていません。

現在、牧場の魅力の一つであるローラー滑り台が壊れたままになっており、動物ふれあいゾーンも動物が減り、小屋も1か所空いたままです。るなパークやバラ園にも動物がいましたが、動物と触れ合えるのは現在この牧場のみです。

 壊れたローラー滑り台をただちに撤去して新設し、動物の補充を行い、牧場の魅力アップにつなげ管理責任を果たすべきです。

専門の飼育員も確保して前橋唯一の小動物園としてもっと魅力アップを図り、大胡ぐりーんふらわー牧場を観光やスローシティの拠点施設にしっかり位置付けるるべきです。



# by hisako-koba | 2021-12-09 19:26 | 議会

がん検診の有料化は撤回を_e0258484_18341136.jpg

国立がん研究センターによると2020年に新たにがんと診断された人は2019年と比べて全国で6万人減りました。

これは、コロナ禍で、健診や受診を控える人が増えた影響とされ、今後がんの発見が遅れ進行した状態で見つかる人が増えることが懸念されています。
 日本対がん協会も昨年は自治体のがん検診を受けた人が前年より30%減ったことや、全体的に検診で見つかる初期ガンの減少が目立つことなども報告されています。

本市でも、昨年はコロナによる検診控で、受診率が約2割減少しています。

 

 これまで、市長の公約で、早期発見、早期治療の重要性を強調し毎年無料がん検診を実施してきましたが、来年度から1検診当たり500円の市民負担を課し、胃がん、子宮がん、乳がん検診を隔年実施にしようとしています。 

 これに反対する市民の声が多く寄せられ、前橋社会保障推進協議会が署名にも取り組んでいます。実施すれば、コロナ禍での検診控えに加え、市民の検診の機会がさらに奪われかねません。それは、がんの発見を遅らせ、重症化リスクを上げ、本市の医療費負担を増やすことにつながります。「コロナ禍の下で、来年度からの有料化と隔年実施は撤回すべき」と質問しました。

 健康部長は「市の財政負担が大きく市民が負担できる範囲でお願いする。有料化の市民周知は行ってきた。」となどと答えました。

 

 胃がんの初期では自覚症状はなく進行してから見つかるものも少なくありません。症状のない人に対する検査は保険適用されず全額自己負担で胃がん、乳がん、子宮がん検査でそれぞれ1万円前後の費用がかかり。毎年受けたくても、負担が重くのしかかります。

 また、有料化により、生活に困窮した人の検診の機会が奪われ検診格差が広がることです。困窮者にとっては1500円から2500円の負担もためらう人もいます。生活保護世帯は健診が無料ですが、困窮する世帯に対し、引き続き検診費用の無料を継続すべきです。

 

 前橋市はがん検診無料化前の平成23年度と比べ検診受診者数は、令和元年度に4万4,000人増え、率にすると3割増加しましたが、有料化でこれを維持するのは難しくなるのではないでしょうか。欧米主要国のがん死亡率が減少傾向にあるのに対し日本は年々増加しています、それは欧米諸国に比べ検診率が最低の水準だからです。施策の後退は市民の理解を得ることはできません。




 


# by hisako-koba | 2021-12-09 18:54 | 議会

本市には23のスポーツ施設と大胡と城南の2つの総合運動公園に多くのスポーツ施設を有していますが、多くの施設の老朽化が目立っております。
 
老朽化や、施設使用頻度などに合わせ施設のメンテナンスを適切に行い、市民が安全に使えるように、施設の維持管理、改修などを適切に行うことが求められています。

昨年は大渡体育館の改築工事や総合運動公園の市民球場の改修工事を行いました。

大きな改修・補修工事は市が行い、軽微な補修は指定管理者のまちづくり公社が行うことで、維持管理を行っています。

23のスポーツ施設の管理事業として、684915646万円、前橋総合運動公園、大胡総合運動公園の管理事業に約36900万円が支出されています。

下増田の前橋フットボールセンターは天然芝4面と人工芝2面のサッカーコートがあり、その維持管理費は年間約6000万円にもなります。一方で、他の多くの施設の維持管理費や補修にかける予算の確保が難しくなっています。


市民から、「大胡体育館の床が傷んで滑りやすくなっていて危険だ」と床の改修を求める声がよせられています。バスケットボールなどの競技では、動きが激しく、滑りやすい床だと危険でケガにもつながります。


市議団は「スポーツ施設を市民が安全に今後も長く使っていくために、施設を総点検し、計画的に施設の改修を行うべき」「そのための予算をしっかり確保すべき」と求めました。

当局は「大規模改修は多額の経費がかかる」と述べ、軽微な修繕にとどまっていることは問題です。


前橋総合運動公園は総事業費36億円もかけてさらに施設を拡張しようとしています。

市議団は「拡張工事は見直し、現有施設が安全に使えるように維持管理と改修経費をしっかり確保する」よう強く求めました。


 





# by hisako-koba | 2021-09-22 16:32
 来年12月にオープンをめざしている新「道の駅」は、今年6月に策定した防災マップで、集中豪雨により建設地の東側と北側を流れる細ケ沢川や法華川が氾濫すれば、最大3m近く浸水する恐れがあると想定されています。

 共産党市議団はくり返し「河川改修や洪水防止対策を講じなければ防災拠点としての役割は果たせない」と指摘してきましたが、具体的な対策が示されていません。

 今、異常気象の元で、河川の氾濫や土石流被害が全国で毎年のように発生しています。多数の死者を出した1947年のカスリーン台風の時は、道の駅の建設予定地は浸水被害を出しています。

党市議団は「河川を管理する群馬県と協議し、2つの河川のかさ上げや、河床の浚渫を道の駅の整備に合わせて行う」とともに「独自の浸水防止対策工事を実施すべき」と求めました。


# by hisako-koba | 2021-09-22 16:07 | 議会

再生可能エネルギーの導入・普及は、地球温暖化防止のためにも重要な課題の一つとして一層の推進が求められています。

しかし、全国で、利益本位の事業者による大規模な森林伐採などによる、土砂の大量流出や、景観破壊、動植物の生息環境の悪化などを引き起こしています。

本市でも、「自然豊かな地を選んで家を建てたのに、周りを太陽光発電施設で囲まれてしまった」という声や、景観が壊され、反射パネルによる熱反射の被害、雑草の被害などによる苦情が寄せられています。

豪雨で土砂災害が全国で発生し、盛り土や埋め立て、急傾斜地などへ設置に伴う危険性が高まっています。

全国156自治体・条例で規制強化

国の法整備が進んでいない中で、全国の156の自治体で条例を作り規制する動きが高まっています。

 本市は平成2812月に条例を作り、主に国道353以北の赤城山地区を「特別保全区域」として届け出・許可の対象にし、これまで99
件の発電設備の許可を行っています。
 しかし、特別保全区域以外の設置、あるいは条例制定前に設置されたものについては市は把握していません。
 赤城のメガソーラーや上細井の急斜面への設置など問題ある設置個所もあります。

経済産業省への設置申請済みが1500を超えており、今後も太陽光発電施設の設置が進むものと思われます。
 発電出力の規模にかかわらず、全市域を対象に設置時の届け出対象とすることや、住民説明会を位置付けるなど、住民合意を設置要件にすることを条例に盛り込むべきと求めました。


# by hisako-koba | 2021-09-17 13:55 | 議会

前橋市議会議員 小林ひさ子のブログです


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