こども誰でも通園制度 保育の安全確保を
2026年度から政府が本格導入する「こども誰でも通園制度」は家庭で保育している6か月から2歳までの子が対象で、月10時間以内で、市が認可した施設と保護者が直接契約を結び、預ける施設や日時を申し込む仕組みです。
前橋市は昨年6月~公立保育所1か所、私立保育園1か所、認定こども園11か所で試行実施しています。
子どもも保護者も、保育の専門家や家族以外の人と交流しながら子育てできる環境の整備は、多くの保護者の要求でもあります。
しかし、導入後は、空きがあれば、直前の予約も可能で、全国どこの保育所にも予約でき、保育体制は、必要な保育従事者のうち正規保育士は半分でよいとされています。
保護者と離れ、慣れない環境で保育される子どもにとって大きなストレスとなり、アレルギーや発達状況など必要な情報が十分把握されず命に係わる事故が起きかねません。また、日本は保育士1人が担当する子どもの数が多すぎる現状で、そこに新たに子どもが短時間、日替わりで来るとなれば、現場の負担はさらに増えることになります。
保育士の配置基準を抜本的に改善し、専用の保育室を確保するとともに、親の就労にかかわらず公が責任を持つ保育施設に入れる体制整備が、まず求められています。



