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こんにちは 日本共産党市議会議員 小林ひさ子です

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国保税の大幅値上げ

国保税、12億円もの市民負担を強行


3月27日議会最終日の本会議で、日本共産党以外の全会派が国保税の大幅値上げ案に賛成し、4月からの国保税が一世帯平均1.1%、年間平均2万2千円もの負担増が強行されました。

 わが党は「年間所得の一割以上の国保税額は市民の負担の限界を超えている。長びく不況で賃金が下がり、売上の減少が続いている中で、年金の削減や医療・介護などの社会保障の負担増で、市民のくらしは限界に達している。すでに国保加入世帯5万5千世帯の1割以上が滞納し、正規の保険証を取り上げられて、病気になっても医者にいけず、命を脅かされている人もいます。

全日本民医連の12年の調査では、お金がなくて医療機関への受診が遅れ、亡くなった人が、2012年で58人(25都道府県)に上がったと発表しています。しかし、これは氷山の一角にすぎません。
58人のうち男性が78%、働き盛りの40~60歳代が81%を占めています。
無保険の人が22人、国民健康保険の資格証の人が4人。国保の正規の保険証のない人が39人(67%)
で、国民皆保険制度の危機的状況が広がっています。


今財源をどこに振り向けるかが問われています。
党市議団は、不要不急の大規模公園や都市計画道路などを見直して、12億円の財源を生み出して、国保会計に繰り入れ値上げを回避すべきと、議会で求めてきました。
 
 日本共産党市議団と党前橋地区委員会は、市長への国保税の引き上げ中止を求める陳情署名に緊急に取り組み、議会最終日前の25日、430人分の署名を、福島国民健康保険課長に提出し、最後まで値上げ案の白紙撤回を求めました。
ところが、わが党以外の全会派の議員33人(議長は除く)は、「平成25年度見込まれる赤字19億円のうち約7億円を一般会計から繰り入れ、市民負担を押さえた」という当局の説明を認め、値上げ案に賛成しました。
 市民の願いに背を向けて、値上げに賛成するオール与党会派の態度は大問題です。
 市議団は、今後も高すぎる国保税の引き下げを求めて、市民のみなさんと全力を尽くします。
by hisako-koba | 2013-04-04 18:53 | 議会

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