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こんにちは 日本共産党市議会議員 小林ひさ子です

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産廃の大規模な最終処分場計画に住民不安が広がる

 前橋市滝窪町に産業廃棄物(廃プラスチック、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、がれき類)を埋め立てる最終処分場の計画が明らかになり、住民の間に不安が広がっています。

 赤城南麓国道353号線沿いの大胡ぐりーんふらわあ牧場の南東わずか600mの地点に、4.4haもの巨大な最終処分場計画で、しかも処分場の下には寺沢川が流れており、下流域も含め、土壌や水質汚染など環境への影響が大変心配されます。地元の人たちも建設をストップしたいと動き始めています。
 
 いわゆる安定5品目といわれる産業廃棄物は、有害物質や有機物等が付着しておらず、雨水等に さらされてもほとんど変化しない、メタンなどのガスや汚水が発生せず周辺環境を汚染しないとして、環境大臣が認めたものです。

 しかし安定型最終処分場は全国でさまざまな問題を起こしており、同様の施設建設に反対する住民運動が全国でおきています。5品目そのものに有害物質が含まれ、環境汚染を引き起こす、分別が徹底されず、5品目以外の安定していない物質を持った産業廃棄物が混入する恐れがある、安定型5品目に限らずあらゆる産業廃棄物の集積場となる恐れがあるなどで、 安定型処分場がこれまで多くの問題を起こしてきており、いくら規制を厳しくしても、完全に安定5品目とそれ以外とを分別することは極めて困難です。
 日弁連も安定型処分場を今後新規に許可しないよう求める意見書を、2007年9月、環境省に提出しています。

 赤城南麓の豊かな自然を守るため産廃施設建設に反対の声を上げていきましょう。

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by hisako-koba | 2016-01-06 17:12 | 地域

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