第2回定例会が閉会
最終日は意見書案11件の表決が行なわれました。
意見書案は共産党が4件。他会派が7件、合計11件が提出されました。
他会派提出の7件は意見書起草委員会をへて全会派の賛成で可決。
共産党提出の4件は
①国土交通省地方整備局の事務所・出張所の存続を求める意見書
②東京電力株式会社の電気料金値上げ方針に反対する意見書
③オスプレイ配備と低空飛行訓練の撤回を求める意見書
④原発の再稼働を認めないよう求める意見書
他会派の反対がありましたが賛成多数で4件とも可決されました。
オスプレイは現在岩国基地へむけて洋上を運ばれていますが、沖縄をはじめ全国で配備反対の声が広がっています。
群馬県は、米軍が使用するブルールートと呼ばれる低空飛行訓練ルートに入っています。
オスプレイは離着陸時はへりとして、水平飛行時はプロペラ機として飛ぶ輸送機で、開発段階から墜落を繰り返してきた欠陥機です。しかも、飛行中にエンジン停止した際、普通のヘリのように着陸するオートローテーション機能がついていません。墜落する危険性が非常に高くなっています。このような構造的欠陥がありながら配備を進めることは大問題です。
また、前橋上空は米軍ジェット機の低空飛行訓練による爆音被害の苦情も大変多くなっています。
群馬県上空は、自衛隊の高高度の飛行訓練空域と低高度の飛行訓練空域が重なっており、自衛隊でなく、米軍機が我が物顔で飛び回っています。
市街地上空がこのように二重にも三重にも危険にさらされることは許せません。
原発ゼロ、オスプレイ配備反対など、さらに運動を強めていきましょう。